STRUCTURE 構造

制震効果に優れたデュアル・フレーム・システム

制震効果に優れたデュアル・フレーム・システム
デュアル・フレーム・システムとは、建物の心棒となる強固な壁構造物と住棟部を制震装置(ダンパー)で連結することにより、住棟部を構成する構造体にかかる力が低減する技術です。これにより優れた制震効果が期待できます。
『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』では、車両用として広く使用されているショックアブソーバーを大型化したオイルダンパーが採用されています。地震や強風による揺れを軽減することに適した制震装置です。
また、地震の揺れや強い風を受けると、硬い心棒と柔らかい住棟部とでは揺れの大きさが異なるため、それぞれの間に変形の差が生じます。『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』では、この変形差間にダンパーが設けることで揺れのエネルギーの多くがダンパーに吸収され、住棟部への負担が抑えられています。

強固な地盤と基礎杭

強固な地盤と基礎杭
地震に強い建物づくりには、強固な地層を支持地盤とすることが重要です。『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』では、住宅棟のうち超高層部分は深さ約38m以深、N値60以上の洪積砂質土層を支える支持地盤とされています。
また、『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』住宅棟では、砂質土層アースドリル工法により、枕径約1,600m~3,600mの杭が43本、φ2,200~3,600の節付き拡底杭が10本打ち込まれています。

節付き拡底杭(ナックルパイル)

超高層建物の場合、基礎部分に大きい押し込み力や、引き抜き力が加わる可能性があります。節付き拡底杭では、杭の中間に節を設けることにより、押し込みや引き抜きに対する抵抗力を大幅に増大させることが期待できます。『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』では、この節付き拡底杭が、計10本採用されています。

載荷実験

『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』は、本敷地において節付き拡底杭についての試験杭を用いた施工実験、載荷実験が行われており、建物に対する「(財)日本建築総合試験所」における評定および国土交通大臣認定が取得されています。

構造躯体

シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークスの構造躯体
構造躯体の耐久性を高めるために、柱・梁・床スラブ等の主要構造部についてコンクリートの耐久設計基準強度が30~80N/mm²に設定されています。

溶接閉鎖型帯筋

シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークスの溶接閉鎖型帯筋
主要な柱・梁には、帯筋・あばら筋の接続部を溶接した溶接閉鎖型帯筋が採用されています。溶接による安定した強度の確保によって、地震時の主筋のはらみ出しが抑制され、柱・梁の拘束力が高められています。

住宅性能評価書

シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークスの住宅性能表示評価書
『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』では、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品質法)」に基づいた、「住宅性能表示制度」による性能評価が受けられています。

国土交通大臣認定の超高層マンション

『シティタワー大阪天満ザ・リバー&パークス』では、建築基準法に基づき超高層建築物等の構造の安全性に関する性能評価を受け、国土交通大臣による認定が取得されています。

50%以下の水・セメント比

コンクリートの耐久性を高めるため、セメントの重量に対する水の重量の割合が50%以下に設定されています。水セメント比が小さくなるほど、強度が大きくなる傾向があるといわれています。

※一部除く。

機械式継手

主要な柱や梁の主筋には、施工時の天候等の影響を受けにくく、安定した性能を発揮する機械式継手が採用されています。

※一部除く。

プレキャスト工法

プレキャスト工法とは、工場で精巧に製作されたコンクリート部材(プレキャストコンクリート)を建設現場に運び込んでつなぎ合わせる工法です。季節や天候などの外的要因によって左右されるコンクリート養生が、工場内での安定した環境で行えるため、高品質のコンクリート部材が製作できます。

※一部現場打ちコンクリートとの併用部分があります。

メンテナンス対策

長期修繕計画

実績に基づいて部位ごとに設定した標準の修繕周期をベースに、経年劣化により将来必要となるであろう、各種の修繕工事を予想した「長期修繕計画表(期間は30年間)」が作成されています。「長期修繕計画表」は、一定の期間中に予想される修繕工事の費用総額(概算)と、必要となる修繕積立金の額が一目で確認できるため、管理組合での的確な資金計画立案を可能としています。

二重床・二重天井

居室は二重床・二重天井となっており、配管・配線のコンクリートスラブへの打込みが少なく、将来のリフォームやメンテナンスにも配慮されています。

点検口

配管の点検や各種メンテナンスなどの維持管理をしやすくするために、各所に点検口が設けられています。

ヘッダー工法

専有部の給水・給湯管には、ヘッダー工法が採用されています。比較的安定した流量が得られ、継手が少ないため漏水の危険性が低減します。

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※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。